お留守番

 8月の終わりから9月の初めにかけて主人が11日間、実家に帰ることになりました。これほど長い間、家を空けることは、初めてのことなので、最初は少し不安になりました。私と子供とルナの、主人が留守の間の様子を書こうと思います。

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 まず、心配だったことはルナの夜のトイレです。いつもはルナがトイレに行きたいときにドアにつけてある鈴をならします。それを聞いたら、私か主人がルナを抱っこして、庭のルナのトイレ用に囲ってあるところに連れて行きます。

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 ルナは体重が11キロほどあるので結構重いんです。重くて面倒だなあって思うこともあるけど、毎回、一応「かしこいねぇ。えらいこだねぇ」って褒めてあげながら抱っこして連れていきます。夜はいつもは、面倒なだけなんですが、主人が留守の間は、暗いし、変な人が庭にいないかなって心配で怖かったです。主人が留守で子供と早く寝ようと思って、いつもよりはやく寝室に行くので、ルナがそわそわしてなかなかベッドに上がらないで歩き回ったり、何か噛めるものがないか物色していました。そして、最後は閉めてあるドアをガリガリ爪でかいて、私がドアを開けてやるということをほとんど毎日していたと思います。ドアが開くと一階に走って下りて行ってドアの鈴を鳴らしていました。トイレが済んだあとも夜風にあたっていたいみたいで、なかなか中に入りたがらなかったりで、私は中と外を行ったり来たりしていました。

 次に心配だったことは、ルナの元気すぎるところです。大体、毎日、朝と夜の2回ほどワンワン吠えて遊ぼうと誘ってきます。でも、その誘い方が、まるで怒ってるみたいに見えるんです。朝、散歩に1時間ほど歩いて、朝ご飯を食べて1回目のワンワン攻撃があって、体当たりしてきたり、ちょっと歯が腕や足に当たったりで、対応が大変なんです。ほっとくと寝ますが、寝るまでが長いです。夜、また2回目のワンワン攻撃があって、だいたい主人が遊んでくれます。主人が留守の間、このワンワン攻撃をどうやって乗り切るかが、心配でした。私は重い腰を上げて、追いかけっことか、お互い当たらない具合でジャンプして5分か10分ほど遊んだら、満足したのか水を飲みに行って床にべたっと寝ていました。私も体がポカポカして、いい運動になったのかもしれません。

 ルナは最初の2日間は、主人が留守で、ストレスがあったのかもしれません。ソファーに座ってずっと外を見ている姿が印象的でした。

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 2日目の朝、何回か吐いていました。夜まで飲まず食わずで、ちょっと心配しました。夜には、食べれるようになって、いつもどうり、がっつり食べていました。

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 3日目からはいつもと同じ様子でしたが、夜になると私の後を常について来ていました。寝る時は、だいたい私たちの足元で寝ているのに、主人が留守の間は、いつの間にか私と子供の間に入ってきて寝ていました。

 11日間は、最初は長いと思って心配でしたが、私と子供とルナとで仲良く過ごせたと思います。私と子供だけだったら、もっと不安だったと思います。ルナがいてくれたから、陽気に楽しく過ごせたんだと思います。人が好きで番犬にはなれないけど、ルナがいてるから大丈夫だと思えた11日間でした。